用途に合わせて「コスト(予算)」「ディテール(細かさ)」「スケール(縮尺)」を中心に、制作するジオラマについて協議していきます。
コスト(予算)
コストはディテールの詳細さや、既存製品を活用できるスケールなどで大きく変わりますが、決まった予算から注力する部分を配分していく形で進めていくことも可能です。
ディテール(詳細さ)
ディテールは建物の内部が重要な場合や、時代考証が必要な歴史的建造物などで特に重要な要素となります。既存品に手を加えることもできますが、重要な部分はワンオフの制作が多くなるためコストは割高になります。
スケール(縮尺)
スケールは制作したい範囲と制作品のサイズで大枠は決まりますが、コストを重視する場合などに既製品を利用することが出来るスケールをおすすめしています。
1/150のNゲージ、1/80(1/87)のHOゲージなどの鉄道模型に使用されているスケールは鉄道はもちろん活用できる既製品の種類が豊富にあり、他にも自動車、飛行機、船、戦車などの模型に選ばれるスケールに活用できる既製品があるためにコストダウンを図ることができます。
建築模型の白模型などでは人:1/48、1/50、1/100、1/500、車:1/100、1/125、1/200、1/500など、地形を知らしめる等高模型などは1/10000~1/15000、町全体などは1/800~1/1000などが一般的なスケールとなっております。
→ 主なスケールリスト(PDFファイル)
1.地図選定・図面作成
2.細部までのディテール確認
4.ベース地形制作
5.水面、植栽、敷地、道路などの制作
6.建物制作